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INFLUENZA REPORT

第10回 Options for influenza control (Options X) 参加報告(2019年8月28日~9月1日開催,於:シンガポール)

城野洋一郎

インフルエンザ Vol.21 No.1, 52-53, 2020

2019年8月28日より9月1日まで,第10 回Options for influenza control(Options X)会議に参加したので,概要について報告する.前回の2016年シカゴ大会に続き,今大会はシンガポールの国際会議場SUNTECで開催された.2003年の沖縄,2010年の香港に続くアジア地区での開催であった.3, 4年おきに開かれるインフルエンザ領域最大の会議であることから,5日間の長丁場にもかかわらず,広い会場は連日賑わっていた.
初日は,開会式に先んじて,中国のインフルエンザ研究に関するセッションが行われ,人畜共通感染症の観点からのインフルエンザと生薬関連の研究が紹介された.開会式に続いて,若手奨励賞の授賞式が行われた.その後の基調講演では,季節性,パンデミックインフルエンザのインパクト,最新のインフルエンザ研究に関しての発表があった.学会のレセプションディナーに続き,ポスターセッションから学会が始まった.会の名前にも表れているように,季節性,パンデミックインフルエンザの予防,コントロール,疫学を中心にした演題が多く,3つの会場で併行してセッションが行われた.各セッションは,Virology & Pathogenesis, Clinical Sciences, Public Health, Co-Infection, Policyの大見出しのもとにプログラムが組まれていた.筆者は主にワクチン関連の演題を聴講した.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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