<< 一覧に戻る

QUESTION & ANSWER(インフルエンザ)

小児と成人のインフルエンザ羅患の回数について教えてください.

芝尾敬吾荒木則子

インフルエンザ Vol.20 No.3, 37, 2019

インフルエンザは毎年のように流行しますが,同じシーズンに複数回罹患する患者さんや,毎年のようにインフルエンザに罹患する患者さんがみられ,その頻度は臨床医にとってとても興味深いところです.
内科医と小児科医が外来診療を行っている自院で2018/2019年シーズンに迅速診断キットで診断された患者数は,15歳以上276例,15歳未満144例でした.このシーズン中に2回のインフルエンザ罹患は1例(20歳)のみでした.2015/2016年から2018/2019年シーズンの4シーズンに1度でもインフルエンザと診断された患者のうち,15歳以上437例,15歳未満434例につき検討しました(表1).この中で同一シーズン中に2回罹患が確認されたのは,15歳以上では2例(0.5%),15歳未満では26例(6.0%)と,率にすると10倍以上15歳未満の方が多くなっていました.同一シーズン中の罹患は成人では通常1回ですが,小児では2回罹患することもまれではないと思われます.
「KEY WORDS」インフルエンザ,罹患回数,小児と成人

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る