ファビピラビル(favipiravir)はRNAポリメラーゼ阻害活性を有する新規抗ウイルス薬として富山化学工業株式会社により開発され,2014年3月にアビガン®錠200mgとして厚生労働省医薬食品局(現・医薬・生活衛生局)により承認されています.インフルエンザウイルスが感染した細胞内でのウイルス遺伝子の複製を阻害することが本剤の抗ウイルス活性の機序です.宿主細胞の核酸合成には影響を及ぼしません.
QUESTION & ANSWER(インフルエンザ)
ファビピラビルの臨床的位置づけと,エボラウイルスへの有用性について教えてください.
掲載誌
インフルエンザ
Vol.18 No.1 25,
2017
著者名
青木洋介
記事体裁
抄録
疾患領域
感染症
診療科目
一般内科
/
その他
媒体
インフルエンザ
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。