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実地医療に役立つインフルエンザトピックス

第11回 インフルエンザウイルスの迅速診断キットの開発・製造現場

野中雅貴渡部聡大井貴之安藤日出夫

インフルエンザ Vol.16 No.2, 15-19, 2015

インフルエンザの迅速診断キットが2000年に発売されて臨床現場で活用されるようになり,今やインフルエンザ診療において欠かすことができない存在となっている.迅速診断キットを用いることで早期に抗インフルエンザ薬による治療を開始することができ,感染拡大阻止の観点からもその意義は大きい.インフルエンザ迅速診断キット市場においてトップクラスのシェアを誇る株式会社タウンズの方々に,迅速診断キットの原理およびその変遷,感度と特異度,今後の展望などについてお話を伺った.
「会社の沿革および概要」
─会社の沿革および概要についてご紹介ください.
野中:1987年に静岡県沼津市で創業し,当初は健康診断などで使用する生化学関連の試薬を主に扱っていました.2000年にイムノクロマト法を用いた迅速診断キットの分野に参入して,まず結核の迅速診断キットである「キャピリア®TB」を,翌年にはインフルエンザ迅速診断キット「キャピリア®Flu A,B」を発売しました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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