インフルエンザ(H1N1)2009が新型インフルエンザとして流行した当初に,発症後まもなく迅速診断検査を行うとインフルエンザに感染していても陽性にならないので,発症後12時間以内には検査を行わないという施設もあったようでした.そのためにあたかも発症後一定期間,たとえば12時間以内では迅速検査は全く陽性にはならず,それを過ぎれば陽性になるかのように思われていた方もいらしたようです.