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現在使用されている皮下接種型のインフルエンザワクチンは,発症予防および重症化予防を目的としており,感染そのものを予防するものではありません.そのため,インフルエンザウイルスの生体への感染そのものを予防するために,2003年米国にて,鼻腔内噴霧用の低温馴化3価弱毒生ワクチン(商品名FluMist®)が開発・認可されました.2歳以上から50歳未満の健康なヒトを対象としています.
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QUESTION & ANSWER(インフルエンザ)
米国在住の両親にインフルエンザワクチンを勧めたいのですが,なぜ経鼻スプレーワクチンは無効なのでしょうか.
掲載誌
インフルエンザ
Vol.12 No.2 1202-84,
2011
著者名
田村 大輔
記事体裁
Q&Aシリーズ
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全文記事
疾患領域
感染症
診療科目
一般内科
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呼吸器内科
/
老年科
媒体
インフルエンザ
Key Words
鼻腔内噴霧
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低温馴化3価弱毒生ワクチン
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。