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地域のパンデミックプランニング

第25回 平成21年新型インフルエンザ・パンデミック―そのとき,地域社会は

清水宣明

インフルエンザ Vol.11 No.4, 71-75, 2010

「はじめに」今号から, 西村秀一先生から筆を継がせていただきました, 群馬大学大学院医学系研究科の清水宣明です. どうかよろしくお願いいたします. 西村先生は, インフルエンザ・パンデミック対策という問題において, 「地域というものは一体どうすればよいか」という共通のビジョンを常に意識して, 検証, 考察, そして提言を積み重ねられてこられました. 私は, 西村先生のスコープの倍率を思い切って最大にまで引き上げて, 日本の地方の末端の地域社会の現状(現実)と, そこにおける感染制御の具体的な取り組みについてお話しながら, 皆様とともにこの問題を考えてみたいと思います. 西村先生が筆を預けてくださったのは, 私が三重県の小さな町での感染制御対策に, 直接, かかわらせていただいているからです. そして, そのような自治体は, 意外なことに日本全体でも非常にまれだからだと思います. しかし, 私は長年エイズの基礎研究に従事し, 8年前に偶然, 町の方々とのご縁をいただいたのをきっかけとして地域の感染制御にかかわらせていただくようになったひとりの研究者に過ぎません.

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