<< 一覧に戻る

診断(インフルエンザ)

新型インフルエンザ(A/H1N1)―診断とワクチン

酒井伸夫

インフルエンザ Vol.11 No.1, 49-56, 2010

2009年5月, 国内に侵入した新型インフルエンザ(A/H1N1)は, 季節性インフルエンザが終息していくなかで感染を拡大させ, 8月時点で再び流行の目安となるインフルエンザ定点1を超し, 9月からは新型インフルエンザ中心の全国的な流行を起こしている. 本稿においては, 新型インフルエンザウイルス(A/H1N1)の発生過程およびその特性などをレビューするとともに, 新型インフルエンザ(A/H1N1)の診断ならびにワクチンの現状と課題について報告する. 『はじめに』 2009年3月, Mexican pressに「mysterious influenza-like illness」として, 数千人規模のインフルエンザ様患者の発生が報道された. WHOがメキシコに関する情報収集を行うなか, 4月14日と4月17日に米国カリフォルニア州において, 季節性のA/ソ連型(H1N1)とは異なる, 新規なブタ由来インフルエンザウイルス(A/H1N1)のヒトへの感染が判明している1).

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る