<< 一覧に戻る

休刊によせて 編集委員より(Frontiers in Gastroenterology)

編集協力者を終えて

渡邊昌彦

Frontiers in Gastroenterology Vol.20 No.1, 10, 2015

このたび本誌の発刊を終了するとのこと,いささか残念ではあるがこれも世の倣いであろうか。本誌の編集に参画させて頂いてから久しい。当初は当代一流の先生方とともに編集作業を行うことにたいそう緊張し,思ったこともなかなか言い出せずにいたと記憶している。しかし,他の編集委員の先生方の温かいお言葉や気さくなお人柄に触れ早々に打ち解け,次回の編集委員会を楽しみにするようになった。医学の深淵から政治の貧困,未来予想図など博識な先生方のお話を身近にうかがう機会はそうそうないからである。とくに大先輩方が新たな目標を掲げ,夢の実現に向けて目を輝かせる様は圧巻であった。今の若者に最も欠けている側面を,先生方が持ち続けていることに感動すら覚えた。小俣先生は肝癌治療の完遂,門田先生は日本医学会の改革,浅香先生は胃癌の撲滅と夢のある話題は尽きない。編集協力者の泉先生,木下先生そして私はこれらの夢の語り部の主幹と幹事に鼓舞されたのである。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る