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臨床最前線

第61回 民間胃腸科病院の100年

横山正

Frontiers in Gastroenterology Vol.17 No.4, 83-89, 2012

「はじめに」このたび本誌編集委員のがん研有明病院門田守人院長先生から自由記載にて本誌への寄稿のお話をいただきました. Frontiers in Gastroenterologyという誌名やほかのアカデミックな内容に気後れしたものの, 当院が創立103年を数え, その時々でがん研病院にお世話になってきたことを思い起こし, 本邦における民間の「胃腸科病院」の歴史を振り返ることでその責を全うしたいと考えました. 胃腸科病院から始まってより大きく発展した病院も多いことは想像に難くありませんし, 同族経営で比較的小規模に民間の胃腸科病院を行ってきたことはあまり誇れることではありませんが, 実地医家の消化器専門病院として診療を担ってきた時代的変遷を振り返ることとします. 史実にはできるだけ忠実に記載するよう心掛けますが, 古い時代の話は私の祖父から伝え聞いたことも多く, 古い文献検索は日本消化器内視鏡学会の文献検索システムやJ-MINDを用いて行いました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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