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特集 rt-PA血栓溶解療法とその周辺治療

(座談会)rt-PA血栓溶解療法とその周辺治療

山田和雄木村和美坂井信幸長谷川泰弘

脳と循環 Vol.19 No.3, 11-20, 2014

「rt-PA静注による血栓溶解療法の現状」 1. NIHSSの活用 <山田(司会)> 急性期脳梗塞の治療として遺伝子組み換え組織型プラスミノーゲンアクチベーター(recombinant tissue-type plasminogen activator:rt-PA)が適応認可されて以来9年が経過し, 「rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法適正治療指針」も2012年に改訂されました. そこで今回は, 改訂後の実臨床における現状および課題などについて討議したいと思います. まず, 脳卒中神経学的重症度の評価スケールNIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)をどの程度重要視されているかについてお伺いします. <木村> 川崎医科大学ではNIHSS値26以上を慎重投与としていますが, 実臨床ではそれに縛られることなくrt-PAを使っており, その際は治療開始可能時間よりもむしろMRI拡散強調画像(diffusion-weighted image:DWI)における病変の広さを重要視しています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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