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実験講座

遺伝子導入法「リポフェクション法」の要点

竹下文隆落合孝広

Surgery Frontier Vol.21 No.4, 57-61, 2014

「Summary」リポフェクション法は,培養細胞への遺伝子導入,RNA interferenceを誘導する方法として,最も一般的に行われている方法であり,近年の分子生物学の発展に多大な貢献をもたらした。最近では基礎的研究のみならず,ドラッグデリバリーシステムとしての可能性が期待され,臨床応用も開始されている。リポフェクション法は,多くの試薬会社から販売されており,基本的に添付文書に従えば,だれでも簡便に実験を行うことが可能である。しかし,各研究者の対象とする細胞,実験環境などにより,きちんと最適条件を検討することが正しい結果を得るためには必要であり,おろそかにすると多大な時間と労力の浪費になりかねない。本稿では実験の注意点について,詳細に網羅してはいないが,これから実験を開始する人の参考になることを期待している。
「Key Words」リポフェクション法,カチオニックリポソーム,遺伝子導入,small interfering RNA,microRNA

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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