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特集 ヒト胎盤機能と病態

ステロイド産生と異常

生水真紀夫

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.28 No.3, 23-29, 2021

妊娠中には黄体ホルモンとエストロゲン,アルドステロンが著増する。その増加不全は流産,母児の男性化や胎盤機能低下,妊娠高血圧症候群などの病態に関与している。黄体ホルモンは胎盤で合成され,胎児副腎・胎児肝臓・胎盤絨毛で代謝されてエストロゲンに転換される。アルドステロン合成経路はよくわかっていない。
妊娠中にはアンドロゲンとコルチゾールはおおむね一定に保たれる。アンドロゲンやコルチゾールの上昇は,胎児の男性化や成長抑制に関与する。
「KEY WORDS」胎盤,ステロイドホルモン,アロマターゼ欠損症,サルファターゼ欠損症,子癇前症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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