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特集 ニューロステロイド

ニューロステロイドと自発運動

筒井和義

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.24 No.2, 31-35, 2017

脳はコレステロールをもとにステロイドを合成していることが明らかになり,脳が合成するステロイドは,従来の「古典的ステロイド」と区別して,「ニューロステロイド」と名付けられた。脳がニューロステロイドを合成することは脊椎動物に普遍化できる重要な発見である。最近,自発運動(活動性)を高める新規のニューロステロイドである7α-ヒドロキシプレグネノロンが発見され,この新規ニューロステロイドの合成制御機構と作用機構が明らかになった。
「KEY WORDS」自発運動(活動性),7α-ヒドロキシプレグネノロン,ドパミン,メラトニン,プロラクチン

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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