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特集 発生および生体工学と生殖医療

子宮の再生

古川克子廣田泰吉野修岸田晶夫牛田多加志齋藤滋大須賀穣

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.23 No.2, 61-65, 2016

「Summary」間葉系幹細胞や人工多能性幹(induced pluripotent stem;iPS)細胞などの幹細胞の分化制御基礎研究がめざましい進歩をとげるなか,3次元的な構造を有する臓器の再生はいまだ多くの問題を抱えている。このような背景のなか,臓器から細胞を除去した脱細胞化組織モデルが,良好な3次元構造維持,高い生体親和性,極めて低い異物反応特性の観点から,長期にわたって生体内に生着できる子宮再生モデルになりうることが示唆された。これらのアプローチは,子宮癌や先天的な子宮奇形・欠損などにも適用しうる子宮組織の再生の実現に大きく貢献しうると考えられた。
「Key words」子宮再生,脱細胞化,再生医療,医工学

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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