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特集 EBMからみた抗血栓薬の選択

Ⅲ.各論 4.ステント血栓症の予防における抗血小板療法のEBM

横井宏佳

血栓と循環 Vol.23 No.1, 41-46, 2015

「論文のポイント」
[1]ステント血栓症は依然としてPCIの未解決な問題である.
[2]ステント血栓症予防のためには第二世代DESを適切に植込むことが重要である.
[3]DES植込み後,DAPTは少なくとも12ヵ月が望ましい.
[4]出血のリスクと血栓症予防のベネフィットを考えて,DES植込部位,ACSの有無より至適DAPT期間を決定する.
[5]抗血小板剤抵抗性に対して新しいチエノピリジン系薬剤が期待される.
「キーワード」LST:遅発性ステント血栓症/VLST:超遅発性ステント血栓症/DAPT:2剤抗血小板療法/DES/抗血小板剤抵抗性

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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