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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

3.末梢血管,静脈血栓塞栓症(VTE/PE・DVT) 40.静脈エコーによる下肢静脈瘤治療後の評価―世界静脈学会(UIP)コンセンサス文書

八巻隆

血栓と循環 Vol.22 No.1, 182-184, 2014

出 典
De Maeseneer M, et al. CHARISMA Investigators.
Duplex ultrasound investigation of the veins of the lower limbs after treatment for varicose veins - UIP consensus document.
Eur J Vasc Endovasc Surg. 42(1): 89-102, 2011

「要約」「静脈エコーによる治療前評価」「1. 静脈の直径の評価」静脈の直径は, 横断像で計測する. 大伏在静脈(GSV)本幹の直径は, 大伏在-大腿静脈接合部(SFJ)の3cm下方, 大腿中央部, 膝部および下腿中央部で計測する. 同様に前方副伏在静脈(AASV)もSFJの3cm下方および大腿中央部で計測する. 小伏在静脈(SSV)本幹の直径は, 小伏在-膝窩静脈接合部(SPJ)の3cm下方および下腿中央部で計測する. 「2. 逆流評価」逆流は立位でバルサルバ法あるいは下腿圧迫法を用いて誘発する. 逆流時間が0.5秒以上の場合, 逆流有りと評価される1). しかし逆流時間は定性的評価と考えるべきであり, 最大逆流速度と時間当たりの逆流量は定量的評価に有用かもしれない2). 「静脈エコーによる術後評価の時期」静脈エコーによる治療後評価は, 初期治療の評価, 合併症の評価, 追加治療必要性の評価, 再発の評価, 長期観察における代用エンドポイントの同定などが重要である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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