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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

2.心臓 30.心内膜心筋生検のガイドライン―AHA/ACCF/ESC

高山守正高見澤格

血栓と循環 Vol.22 No.1, 143-148, 2014

出 典
Cooper LT, et al:
The role of endomyocardial biopsy in the management of Cardiovascular disease: a scientific statement from the American Heart Association, the American College of Cardiology, and the European Society of Cardiology.
Circulation 116(19): 2216-2233, 2007

「要約」「はじめに」成人と小児の心血管疾患における心内膜心筋生検(EMB)についての考えは一定しておらず, その実施は定評あるセンター施設の中でも広く差がある. EMBの必要性は確実にあり, 特徴的な予後と治療法を有する特定の心筋疾患は非侵襲的検査での診断は必ずしもできない. 診断・予後予測・治療方針決定に価値はあるがEMB自体のリスクについて考慮せざるを得ない. 心血管疾患におけるEMBの役割を明らかにするために, 心筋症のエキスパートと心血管疾患病理の専門科が米国心臓協会(AHA), 米国心臓学会議(ACC), 欧州心臓学会(ESC)が集まり協議を行った. 本声明の執筆陣はEMBに関する報告論文に目を通しまとめを行い, 臨床の現場における推奨事項のクラス分類とその科学的エビデンスの程度を示した. 本声明では14の臨床シナリオを取り上げ, 診断として, 予後予測として, そして治療上の見地でEMBの価値を, 手技に伴う危険と比較して評価を行った.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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