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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

2.心臓 29.ST上昇型急性心筋梗塞患者の管理に関するACC/AHAガイドラインとPCIに関するACC/AHA/SCAIガイドライン

横井宏佳

血栓と循環 Vol.22 No.1, 141-142, 2014

出 典
Kushner FG, et al:
2009 Focused Updates: ACC/AHA Guidelines for the Management of Patients With ST-Elevation Myocardial Infarction (updating the 2004 Guideline and 2007 Focused Update) and ACC/AHA/SCAI Guidelines on Percutaneous Coronary Intervention (updating the 2005 Guideline and 2007 Focused Update): a report of the American College of Cardiology Foundation/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines.
Circulation 120(22): 2271-2306, 2009

「要約」「ST上昇型急性心筋梗塞患者に対するGPIIb/IIIa受容体拮抗薬の使用」ヘパリンやBivalirudinなどの抗凝固薬とアスピリンとクロピドグレルの2剤の抗血小板療法の投与下でのPrimary PCI施行時に追加療法としてGPIIb/IIIa受容体拮抗薬を使用することは血栓量の多い病変を有する患者や, 適切な抗血小板療法が行われていない患者においては効果的であるが, すべての症例に使用することは推奨されない. 「ST上昇型急性心筋梗塞患者に対するチエノピリジン系抗血小板剤の使用」TRITON-TIMI38試験の結果を踏まえてプラスグレルの使用がガイドラインに追加されたが, ACSに対するPrimary PCI施行時のエビデンスであり, 待機的PCIに対するクロピドグレルの使用は前回のガイドラインと改定はなされていない. PCIを予定するST上昇型心筋梗塞患者には, できるだけ早期にアスピリンに追加してクロピドグレル300-600mgまたはプラスグレル60ngを初期量として投与する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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