出 典
Anderson JL, et al:
2011 ACCF/AHA Focused Update Incorporated Into the ACC/AHA 2007 Guidelines for the Management of Patients With Unstable Angina/Non-ST-Elevation Myocardial Infarction: a report of the American College of Cardiology Foundation/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines.
Circulation 123(18): 426-579, 2011

「まとめ」2012年7月に2007年ガイドラインを改訂・変更する形で2011年重点改訂発表版として発表された. 2007年版と比較してどのような点が削除され, 新規に加えられ, 修正されたかを比較する形式で報告された. さらに, これを2007年のガイドラインに組み込む形で最終的なガイドライン全体が発表された. 2007年のガイドラインの発表の後からいくつかの重要な大規模無作為化プラセボ対照試験が行われ, その結果, 2007年ガイドラインに対して, (1)抗血小板療法に関する報告と勧告, (2)初期保存的治療戦略と初期侵襲的治療戦略に関する勧告の2点が大きな追加変更点となった. そのほか, 糖尿病の血糖コントロールに関する勧告, 慢性腎臓病患者における血管撮影時の造影剤使用に関する勧告などに変更点が発表された. 「要約」2012年7月に2007年ガイドラインを改訂・変更する形で2011年重点改訂発表版として発表された1).