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データブック アテローム血栓症の大規模臨床試験 PART3

3.脳 a.頸動脈・脳動脈硬化 CREST 4.頸部頸動脈狭窄症に対する内膜剥離術とステント血管形成術の多施設共同ランダム試験

小笠原邦昭

血栓と循環 Vol.19 No.3, 128-129, 2011

出 典
Mantese VA, et al. CREST Investigators:
The Carotid Revascularization Endarterectomy versus Stenting Trial(CREST):stenting versus carotid endarterectomy for carotid disease.
Stroke 41(10 Suppl):S31-34, 2010

※図表に関しましては、割愛させていただいております。

要 約

背景

 頸動脈狭窄症は虚血性脳血管障害の原因の10%を占める.頸部頸動脈内膜剥離術(CEA)は,この疾患に対する脳虚血症状出現を予防する治療として1950年代より行われてきて,抗血小板薬を中心とする薬物治療単独より有効であるとの多くのエビデンスがある.一方,ステントを用いた血管形成術(CAS)は1994年に導入され,CEA高危険群には有効であるとされている.本研究では症候性あるいは無症候性の通常のリスクをもつ症例に対するCEAとCASの有効性について比較した.

対象

 通常のリスクをもつ脳血管撮影上50%以上,超音波検査上70%以上,CT angiographyあるいはMR angiography上70%以上の症候性病変および脳血管撮影上60%以上,超音波検査上70%以上,CT angiographyあるいはMR angiography上80%以上の無症候性病変である.

方法

 CASでは,RX Acculink stentとRX Accunet embolic-protection deviceを用いた.1次エンドポイントは周術期の脳卒中,心筋梗塞,死亡あるいは術後4年以内の同側脳卒中である.

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