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データブック アテローム血栓症の大規模臨床試験 PART3

2.心臓 d.インターベンション 4.冠動脈ステント留置の予後―ベアメタルステント時代と薬剤溶出ステント時代の比較

馬崎徹

血栓と循環 Vol.19 No.3, 101-103, 2011

出 典
Malenka DJ, et al:
Outcomes following coronary stenting in the era of bare-metal vs the era of drug-eluting stents.
JAMA. 299(24):2868-2876, 2008

※図表に関しましては、割愛させていただいております。

要 約

背景

 薬剤溶出性ステント(DES)はベアメタルステント(BMS)に比較しステント内再狭窄率を減少させる一方で,ステント血栓症の危険を増加させうるという懸念が高まっている.本研究では留置したステントの種類がインターベンションの予後に与える影響について検討した.

対象

 DESが使用可能となる前後において,待機的に冠動脈ステント留置術(PCI)を施行されたメディケア(高齢者向け医療保険制度)受給者の予後を比較する.

方法

 BMSのみが使用できた2002年10月~2003年3月の間に,待機的PCIを施行された38,917人のメディケア受給患者群(BMS時代群)と,2003年9~12月の間で,61.5%がDESを,38.5%がBMSを留置された28,086人の同患者群(DES時代群)に対する観察研究を施行した.患者のフォローアップのデータは2005年12月31日まで得られた.主要評価項目は冠動脈再血行再建術[PCI,冠動脈バイパス手術(CABG)],ST上昇型心筋梗塞(STEMI),2年間のフォローアップ期間中の生存とした.

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