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データブック アテローム血栓症の大規模臨床試験 PART3

1.動脈硬化とイベント発症 SPARCL 6.アトルバスタチンは内頸動脈粥状硬化症患者の心血管イベントリスクを減少させる:SPARCL試験の第2次解析

福本義弘下川宏明

血栓と循環 Vol.19 No.3, 25-27, 2011

出 典
Sillesen H, et al. Stroke Prevention by Aggressive Reduction in Cholesterol Levels Investigators:
Atorvastatin Reduces the Risk of Cardiovascular Events in Patients with Carotid Atherosclerosis:A Secondary Analysis of the Stroke Prevention by Aggressive Reduction in Cholesterol Levels(SPARCL)Trial.
Stroke 39:3297-3302, 2008

※図表に関しましては、割愛させていただいております。

要 約

背景

 SPARCL(The Stroke Prevention by Aggressive Reduction in Cholesterol Levels)試験で,一過性脳虚血発作や脳梗塞を有する患者において,80mgのアトルバスタチンが脳梗塞および心血管イベントを抑制することが報告された.

目的

 本研究では,頸動脈狭窄を有さない患者群と比べ,頸動脈狭窄を有する患者群で,アトルバスタチンによる心血管イベント抑制効果が大きいとの仮説を立て,その検討を行った.

方法

 SPARCL試験では,1~6ヵ月以内の一過性脳虚血発作や脳梗塞を有し,冠動脈疾患の既往がなく,LDLコレステロールが100~190mg/dLの患者を,アトルバスタチン80mg/日またはプラセボにランダム化し,治療を行った.患者は,ランダム化の時点で頸動脈狭窄に対する血行再建が必要ないことを確認された.全SPARCL患者の内,1,007名がベースラインで頸動脈狭窄を有しており,3,271名が有しておらず,この2群を比較検討した.なお,残りの453名の頸動脈狭窄の有無は不明であった.

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