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特集 コンピュータサイエンスの応用

コンピュータによる画像位置合わせ技術

石原正樹馬場孝之

THE LUNG perspectives Vol.27 No.3, 35-38, 2019

CT・MRI等を用いた画像検査業務の効率化を目指し,肺結節の自動検出や腫瘍径の自動計測などのさまざまな画像処理技術が開発されている.こうした画像処理技術の中でも本稿では,画像位置合わせ技術にスポットライトを当てて,技術の解説をする.また,活用事例の1つとして,肺結節などの経過観察の際に,呼吸等によって変動する結節の位置を揃えて画像比較を容易にする位置合わせ技術を紹介する.これまで,結節周辺に位置合わせの手掛かりとなる血管等が少ない肺末梢部等では,位置合わせの精度が低かったが,筆者らは,平均誤差1.6mm,処理速度1.7秒という高精度かつ高速に位置合わせが可能な独自技術を開発した.最後に,臨床における検証実験を通して得られた,業務効率化の可能性や課題についても報告する.
「KEY WORDS」Image registration,Point feature matching,比較読影,肺結節

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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