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特集 呼吸器領域の治療における展望と問題点

COPDに対する気管支バルブ治療

西井洋一畑地治

THE LUNG perspectives Vol.26 No.4, 33-36, 2018

慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者は気流閉塞と動的肺過膨張により労作時の呼吸困難が生じ,内科的治療を最大限に行うも効果が乏しく,生活の質(QOL)が低い場合に外科的治療として肺容量減量手術(LVRS)が行われ,その有効性も認められたが,全身状態が良好でないため実施が限定的であった.気管支鏡下肺容量減量術(BVR)として一方向弁による気管支バルブ治療があり,側副換気(CV)のない重症COPD患者に対して臨床試験が行われた.気管支バルブ治療は比較的低侵襲で施行でき有効な症例を認めるが,治療適正対象患者の選択基準が定まっていない.有効な患者選択基準ができれば今後有望な治療選択の1つになることが考えられる.
「KEY WORDS」気管支鏡下肺容量減量術(BVR),気管支バルブ

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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