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第一線で働く医師たちからのオピニオン

多職種で手を携えて地域を守る

池上達義

THE LUNG perspectives Vol.24 No.2, 100-103, 2016

「COPD死亡率の高さが和歌山県の課題」1996年に日本赤十字社和歌山医療センターに赴任し,早いものでもう20年が経過しました。和歌山で長い時間を過ごすことになったのは,故郷の鹿児島と気候や食べ物が似ていることもありますが,2000年に開設した禁煙外来に関する活動に力を注ぎ,忙しくも充実した日々を過ごしてきたことが大きな理由です。禁煙外来を開始した背景として,和歌山県のCOPDによる死亡率の高さが挙げられます。厚生労働省の2012年人口動態統計において,COPDの年齢調整死亡率(男性)は人口10万人あたり全国平均13.0人であるのに対し,和歌山県は21.5人と非常に高いことが示されています。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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