ダウン症候群に高尿酸血症が合併することは古くから知られており,最新の高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂第3版(2019年改訂)でも二次性高尿酸血症をきたす疾患として記載がある1)。本テーマについての総説論文も発表されている2)3)。近年,高齢出産の増加に伴いダウン症候群出生数は増加傾向にあり,また医療や看護ケアの充実からダウン症候群患者の生命予後も著しく改善している4)。こういった背景を踏まえて,ダウン症候群の代表的合併症の一つである高尿酸血症を論じる意義は高まっている。
                特集 尿酸に影響する遺伝性代謝異常、最近の進展
              
 2.各論[高尿酸血症] 4.ダウン症候群
                  掲載誌
                
 
                  高尿酸血症と痛風
                  Vol.28 No.1 39-43,
                  
                    2020
                  
 
                    著者名
                  
  
                          久保田 優
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
                        / 
                          特集
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          代謝・内分泌
                        / 
                          糖尿病
                        / 
                          膠原病・リウマチ性疾患疫
                        
                    診療科目
                  
  
                          膠原病科
                        / 
                          リウマチ科
                        / 
                          一般内科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      高尿酸血症と痛風
                    
 
                    Key Words
                  
  
                          高尿酸血症,小児尿酸基準値,肥満,生活習慣病,痛風
                        
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。