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特集 痛風―最近のtopics―

8.痛風発作の治療

藤森新

高尿酸血症と痛風 Vol.26 No.2, 54-58, 2018

痛風発作(痛風性関節炎)は自然寛解が特徴である急性関節炎であるが,数ある関節炎のなかでもその痛みは激烈で,発症すると患者の日常生活は著しく制限されるため,その治療にはできるだけ早期に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を常用量の2~3倍投与するNSAIDsパルス療法が推奨される。アスピリン喘息や高度の腎機能障害の合併でNSAIDsが投与禁忌の場合には副腎皮質ステロイドが選択される。コルヒチンは痛風発作の前兆期に限って0.5mgのみを頓用することが勧められるが,痛風発作が誘発されやすい尿酸降下治療が開始された初期には,0.5mgを連用するコルヒチン・カバーも有用である。
「KEY WORDS」痛風発作,コルヒチン,非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs),副腎皮質ステロイド,アスピリン喘息

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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