学会賞 受賞演題・論文解説 第109回 日本泌尿器科学会総会
総会賞 排尿障害:基礎 高精度HLAタイピング技術(HLA imputation)によるハンナ型間質性膀胱炎の疾患ゲノム関連解析
掲載誌
排尿障害プラクティス
Vol.30 No.1 68-71,
2022
著者名
秋山 佳之
/
本間 之夫
/
岡田 随象
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
腎臓
/
泌尿器
診療科目
腎臓内科
/
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス
遠い先のことだと思っていたが,いつのまにか40歳を過ぎてしまった。10代までは外見,性格とも母親似とよくいわれたが,その後徐々に父親に似てきて30代以降はその傾向がさらに強まっている。たしかに顔貌は父,さらには祖父とも似ているし,同世代の平均以下の体格(身長)も祖父から代々しっかりと受け継いでいる。そればかりか,興味が湧いたことだけをひたすらやりつづける性格も引き継いだようで,物事を幅広い視野で捉える特性は私の家系に備わっていないようだ。また,20代後半からの悩みの種である潔癖症は5歳の長男に早くも発現している。若いころは思いもしなかったことだが,遺伝にはやはり逆らえない。
疾患への罹患傾向もまた然り,なのであろうか。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。