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特集 女性下部尿路症状診療ガイドライン第2版を読み解く

行動療法,神経変調療法─女性下部尿路症状治療の第一選択

山西友典鎌迫智彦加賀勘家加賀麻祐子布施美樹石塚満

排尿障害プラクティス Vol.28 No.2, 43-49, 2020

下部尿路症状においては蓄尿症状,排尿症状,排尿後症状(残尿感と排尿後尿滴下)があるが,特に女性では蓄尿症状の頻度が高く,治療の標的として重要である。女性蓄尿症状における主な症状は,過活動膀胱(切迫性尿失禁)と腹圧性尿失禁,および混合性尿失禁である。女性下部尿路症状の行動療法には,生活指導,理学療法(骨盤底筋訓練など),計画療法(膀胱訓練,定時排尿など)がある。神経変調療法(neuromodulation)とは,膀胱・尿道機能を支配する末梢神経を種々の方法で刺激し,神経機能変調により膀胱・尿道機能の調整を図る治療法と定義され,電気刺激療法と磁気刺激療法が行われる。女性下部尿路症状の治療では,干渉低周波を含む電気刺激療法,磁気刺激療法または仙骨神経刺激療法などがある。
「KEY WORDS」過活動膀胱,尿失禁,行動療法,電気刺激療法,神経変調療法

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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