国際学会からの報告
              
 International Continence Society 2017 学会報告
                  掲載誌
                
 
                  排尿障害プラクティス
                  Vol.25 No.2 71-73,
                  
                    2017
                  
 
                    著者名
                  
  
                          皆川 倫範
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          泌尿器
                        
                    診療科目
                  
  
                          泌尿器科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      排尿障害プラクティス
                    
 2017年の国際禁制学会(International Continence Society;ICS)の年次総会は,9月12~15日,イタリア・フィレンツェで開催された。フィレンツェは,メディチ家がパトロンとなってボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチを排出した,ルネサンス発祥の芸術の街であり,美しい街並みそのものが世界遺産に登録されている花の街でもある。学会場となったのは,街の中心的な駅であるFirenze SMN駅に近いFirenze Fiera Congress Centreであった。会場は,イタリア戦争時代(1532年)に建てられた軍事要塞(バッソ要塞)の内部にあり,堅牢な外壁・外堀が今も健在で,来場者はトーチカを横目に門を潜っての入場となる。内部には近代的な会議場が整備され,コンパクトにまとまった会場は機能的であった。参加者は約2,700名で,日本から事前登録された参加者は約120名であった。
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。