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特集 夜間頻尿のパラダイムシフト

下部尿路機能障害に起因する夜間頻尿の薬物治療update

田中智章仲谷達也

排尿障害プラクティス Vol.25 No.1, 55-61, 2017

夜間頻尿の要因として,膀胱蓄尿障害をはじめ多尿,夜間多尿,睡眠障害などが複雑に関与している場合が多く,その背景となる疾患を対象とした多元的な対応が必要となることが多い。膀胱蓄尿障害をきたす原因として下部尿路機能障害による特に前立腺肥大症(benign prostatic hyperplasia;BPH), 過活動膀胱(overactive bladder;OAB)に起因するものが最頻であろう。通常,α1遮断薬や抗コリン薬のみの夜間頻尿への効果は秀でたものではないが,近年の報告によりそれらの使用法について工夫もみられてきている。本稿では,これまでの知見を整理し,より効果的な使用法について考察する。
「KEY WORDS」夜間頻尿,α1遮断薬,抗コリン薬, β3作動薬, COX阻害薬, 薬物血中動態

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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