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特集 夜間頻尿のパラダイムシフト

夜間頻尿の病態:夜間多尿の視点から

大石充

排尿障害プラクティス Vol.25 No.1, 25-31, 2017

食塩感受性高血圧患者が食塩摂取過多となると食塩を排泄するために夜間高血圧を呈することがGuytonの圧-ナトリウム利尿曲線から導き出せる。事実,食塩感受性高血圧患者に高食塩食を摂取してもらうと夜間高血圧となり,サイアザイド系降圧利尿薬を投与すると夜間高血圧は是正される。夜間高血圧を呈する症例はナトリウム排泄のために夜間多尿・頻尿となっており,サイアザイド系降圧利尿薬はこれらの夜間多尿・頻尿を是正することが臨床研究で証明された。夜間頻尿治療の新しい側面を考えるうえで重要なポイントであるといえる。
「KEY WORDS」食塩感受性,Guytonの圧─ナトリウム利尿曲線,夜間高血圧,サイアザイド系降圧利尿薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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