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特集 生活習慣病と下部尿路症状

生活習慣の改善は下部尿路症状の軽減につながるか

山西友典加賀勘家布施美樹

排尿障害プラクティス Vol.24 No.1, 60-64, 2016

生活習慣と下部尿路症状(lower urinary tract symptoms;LUTS)との関係においては種々の報告がある。LUTSに関係する生活習慣としては,体重増加,運動(不足),過剰な飲水,カフェイン・アルコール摂取,喫煙,便秘などが報告されており,これらを改善することはLUTSの改善につながると考えられる。このうち大規模なランダム化比較試験(randomized controlled trial;RCT)により,LUTSの軽減をもたらした生活習慣の改善は体重減少である。
「はじめに」生活習慣と下部尿路症状(lower urinary tract symptoms;LUTS)との関係においては種々の報告がある。運動(不足)との関係では,定期的な運動をしている女性は夜間頻尿が少ない1),運動不足により自律神経の緊張や高インスリン血症が起こり,さらには前立腺肥大症の増殖を促進させるという報告がある2)。過剰な飲水,カフェイン摂取と過活動膀胱(overactive bladder;OAB)の関係は報告されている。
「Key Words」下部尿路症状,過活動膀胱,尿失禁,肥満の改善,生活指導

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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