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投稿論文

「女性泌尿器科/女性外来」に関する泌尿器科医の意識:SRU大阪シンポジウム(Symptoms Related to the Urination OSAKA Symposium)におけるアンケートより

川嶋秀紀竹山政美仲谷達也奥山明彦

排尿障害プラクティス Vol.21 No.3, 85-93, 2013

「Summary」 「女性泌尿器科/女性外来」に関する泌尿器科医の意識を調査する目的でアンケート調査を実施した. 回答者の多くは本領域に興味を持っていたが, 女性外来を開設している医師は少数で, 開設しない理由には, 女性泌尿器科診療のあり方に対する考え方の相違によるものもあった. また, 腹圧性尿失禁, 過活動膀胱, 間質性膀胱炎に対しては治療に取り組んでいるが, 手術治療が必要な骨盤内臓器脱(性器脱)症例は骨盤底の再建手術を行っている婦人科医もしくは女性泌尿器科専門泌尿器科医への紹介が多かった. 以上より女性泌尿器科の重要性に関する意識は高いが, その取り組みは不十分であると思われる.
「はじめに」 近年女性泌尿器科外来を開設し, 積極的に蓄排尿障害や骨盤内臓器脱(性器脱)の治療を行っている施設も多い1-4). この領域の疾患は排尿に関する症状を有する事が多いので, 一般の泌尿器科医も他科医師より紹介を受けて, 主に薬物療法でプライマリケアを行う事もよく経験するところである.
「Key Words」女性泌尿器科, 女性外来

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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