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治療(1)メッシュ手術―メッシュ手術に関する警告も含めて―

排尿障害プラクティス Vol.21 No.2, 48-55, 2013

腹圧性尿失禁に対してTVT・TOT手術, 骨盤臓器脱に対してTVM手術が登場し良好な成績が徐々に明らかになるにつれ, わが国でも施行する施設が増加している. しかし, 泌尿器科医になじみが深いとはいえない経腟的手術であること, 異物を使用する手術であること, 手術手技にブラインド操作が加わることから, 特徴的な合併症や術前後の注意点も多い. 多発する合併症報告を受け, 2011年にはFDAよりメッシュ手術に対する警告が出された. 本稿では, メッシュ手術の概要から, 合併症, 施行における注意点, 今後の治療の展望をまとめた.
「はじめに」腹圧性尿失禁に対するTVT(tension-free vaginal tape)・TOT(trans-obturator tape)手術, 骨盤臓器脱に対するTVM(tension-free vaginal mesh)手術は, すでにわが国においてスタンダードな手術となってきている.
「Key Words」腹圧性尿失禁, 骨盤臓器脱, TVT・TOT手術, TVM手術, 腹腔鏡下仙骨腟固定術

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

抄録