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特集 女性骨盤底医学up to date

診断(4)女性骨盤底領域の超音波診断

野村昌良

排尿障害プラクティス Vol.21 No.2, 41-47, 2013

女性骨盤底領域における疾患に対して, 経腟プローブ, 腹部用コンベックスプローブ, リニアプローブ, 3Dプローブを用いた超音波検査を行い, その有用性について検討した. 尿道スリング手術を行った腹圧性尿失禁, tension-free vaginal mesh (TVM)手術を行った骨盤臓器脱, 神経因性膀胱, 腟壁腫瘍の症例を対象とした. 種々のプローブを用いた経腟・経直腸走査により超音波検査を行い, 得られた画像について検討した. 種々のプローブにより, 骨盤内臓器および挿入されたメッシュや尿道スリングは可視化された. また腟壁病変や膀胱頸部の形状も適切なプローブを使用することで評価可能であった. それぞれのプローブは異なる特性をもつために, プローブを使い分けることでより正確な女性骨盤底領域の診断が可能になると考えられた.
「はじめに」腹圧性尿失禁および骨盤臓器脱は中高年女性に多くみられる代表的な女性骨盤底の疾患である.
「Key Words」超音波, 骨盤臓器脱, 腹圧性尿失禁, メッシュ, 尿道スリング

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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