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特集 ガイドラインに基づいた心不全診療のスタンダード

臨床 新しい薬物治療アルゴリズム

吉川勉

CARDIAC PRACTICE Vol.30 No.2, 37-41, 2019

今回改訂された「急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)」では,左室駆出率を重視し,薬物治療方針は個々のタイプによって分類されている。図に新しいガイドラインに基づいた安定期の心不全薬物治療アルゴリズムを示す。そのなかでも豊富なエビデンスに基づき,治療方針がほぼ確立されているのが,左室駆出率40%未満の収縮不全(HFrEF)である。その治療の標的のなかで双璧を成すのがレニン・アンジオテンシン(RAS)系と交感神経系である。この経路を遮断すべく,アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やβ遮断薬が臨床応用され,その有用性がすでに確立されている。
「KEY WORDS」ACE阻害薬,ARB,β遮断薬,利尿薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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