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循環器疾患研究を支えた人々

大江透

草野研吾

CARDIAC PRACTICE Vol.30 No.1, 68-69, 2019

このたび,大江透先生の偉大な業績をご紹介させていただくこととなり,弟子の1人として感激しております。
大江先生との出会いは,平成4年に国立循環器病センター(当時)心臓内科レジデント時代にさかのぼります。当時,大江先生は同センター心臓内科医長として勤務されていましたが,不整脈,特にリエントリー性不整脈やQT延長症候群においてすでに数々の業績をあげておられ,電気生理学的検査の解析や講義には,当時多くのレジデント,スタッフが殺到していた思い出があります。
大江透先生は,高校時代を米国で過ごされ,帰国後東京医科歯科大学に進学,昭和44年卒業後,米国で内科インターン,レジデント,循環器フェローを経て,昭和52年国立循環器病センター開設時に心臓血管内科スタッフとして勤務されました。その後,昭和55年同医長を経て,平成6年4月岡山大学循環器内科の第2代教授となり,平成20年3月退官されました。その間,臨床,教育および研究の各分野に数多くの業績をあげられました。特筆すべきは,不整脈の臨床だけでなく,心臓病理,基礎研究や肺高血圧などの他分野にも数々の優れた業績を残されましたが,ここでは不整脈に絞ってその業績をご紹介したいと思います。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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