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特集 腸内細菌と循環器疾患

トピック 腸内細菌叢をターゲットにした創薬開発と課題

金倫基

CARDIAC PRACTICE Vol.29 No.4, 51-54, 2019

ヒトの体に常在する微生物集団(マイクロバイオータ)は,われわれの生理機能に多大な影響を及ぼしている。特に腸内細菌叢に関しては,近年の解析技術の進歩によって,組成や代謝物を含めた全容をより詳細に知ることができるようになった。その結果,腸内細菌叢が多くの疾患とかかわっている可能性が示唆されている。そして,この共生体である腸内細菌叢を創薬ターゲットとする動きが活発になり,欧米では多くの製薬会社やバイオベンチャーが開発に乗り出している。そこで本稿では腸内細菌叢をターゲットにした創薬開発と課題について筆者の考えを交えながら解説する。
「KEY WORDS」腸内細菌叢,腸内環境異常(ディスバイオーシス),創薬,因果関係

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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