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「EXCEL試験」

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.2, 66-68, 2017

薬剤溶出性ステント(drug-eluting stent:DES)の登場とともに,これまで禁忌とされてきた左主幹部(left maintrunk:LMT)疾患に対する経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention:PCI)の良好な治療成績が報告されるようになってきた。特に,SYNTAX試験におけるLMTコホートの結果は冠動脈バイパス手術(coronary artery bypass grafting:CABG)に遜色ないものであり,徐々に日常臨床の中にもLMTに対するDESを使用したPCIが浸透してきた1)。しかしながら,SYNTAX試験では使用されたステントが第一世代DESであったことや,LMTコホートがサブグループ解析であり症例数が限られていることから,決定的な結論を導くには十分ではなかったため,現在主流である第2世代DESを用いたPCIとCABGを比較した大規模ランダム化比較試験の結果が待ち望まれていた。そこで,本稿では2016年に報告されたLMTを対象としたエベロリムス溶出性ステント(everolimus-eluting stent:EES)とCABGのランダム化比較試験であるEXCEL試験の結果について概説したい。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録