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臨床 疫学からみるわが国の超高齢者循環器疾患の特徴

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.2, 27-31, 2017

わが国は2007年に総人口における65歳以上の高齢者が占める割合(高齢化率)が21%を超え,「超高齢社会」となった。総人口が減少する一方で高齢化率は上昇し続け,2060年には高齢化率約40%となり,約2.5人に1人が65歳以上,4人に1人が75歳以上となる社会が予測されている1)。人口の高齢化が著しい中で,高血圧,慢性心不全,心房細動,虚血性心疾患などの循環器疾患が増加している。老化は心血管系だけでなく全身臓器で進行するため,超高齢者の循環器疾患には必然的に併存症が多く(multimorbidity),病態は非典型的で,個々の身体機能の差も大きい。循環器疾患における超高齢者のデータはまだまだ乏しいが,本項ではわが国の疫学データを中心に,代表的な超高齢者循環器疾患の特徴を概説する。
「KEY WORDS」超高齢者,循環器疾患,疫学

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抄録