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座談会 異所性脂肪と循環器疾患

CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.4, 63-67, 2016

「異所性脂肪とは」
佐田:循環器領域ではこの数年,心臓周囲脂肪が心機能や冠動脈疾患,場合によっては不整脈などに関与しているのではないかと話題になっています。運動療法や,場合によっては糖尿病の治療薬などで心臓周囲脂肪を減らすことができるのではないかという期待もされており,今回は出席の先生方にこの分野のトピックスについて解説いただきたいと思います。
まずはこの分野の第一人者である小川先生から,代謝系の観点から異所性脂肪について解説いただきたいと思います。
小川:異所性脂肪というのは,言葉のとおり,本来蓄積するところではない場所に蓄積した脂肪のことを指しますが,厳密にいうと,脂肪細胞以外の細胞中に蓄積した脂肪のことを異所性脂肪といいます。肝臓や筋細胞,膵臓のβ細胞などに脂肪が溜まることによってさまざまな代謝疾患が引き起こされます。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録