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特集 大動脈弁狭窄症の新しい治療:TAVIの現状と展望

トピック Valve-in-Valve

Valve-in-Valve

前田孝一

CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.4, 49-53, 2015

通常の開心術がハイリスクである患者に対する弁膜症治療は経カテーテル的大動脈弁植込み術(Transcatheter Aortic Valve Implantation:TAVI)の進歩とともにこの10年間で大きく変化してきた。同時に弁膜症手術に関しても人工心肺や人工弁の改善により進歩を遂げてきており,特に生体弁に関してはその良好な中期・長期成績からより若年層にも適応される傾向にある。生体弁のdurabilityは10~15年とされ,上述のように生体弁の比較的若年層への適応の結果,高齢者の人工弁機能不全患者は増加傾向にある。一般的に生体弁機能不全は,①狭窄症,②閉鎖不全症,③狭窄症兼閉鎖不全症に細分化され,それぞれ外科的介入が必須となる病態をもたらすが通常,これらの患者は高齢に加え,さまざまな合併症を有していることが多く,その再手術のリスクは高値であることがほとんどである1)。
「KEY WORD」TAVI,人工弁機能不全,Valve-in-Valve

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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