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特集 Imaging modalityの進歩とPCI

(座談会)Imaging modalityの進歩とPCI

中村正人矢嶋純二田中信大中澤学

CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.3, 67-72, 2015

「冠動脈造影の進歩」
中村:PCIの歴史においてimaging modalityが果たした役割は非常に大きいものがあります。今回はimaging modalityがどのような進歩を遂げ,どのような役割を担ってきたのか,また今後どういうことが期待できるのかについて,先生方とディスカッションをしてまいりたいと思います。これまで冠動脈の狭窄評価は冠動脈造影がゴールドスタンダードとされてきました。現在では技術も進歩し,造影に求められる内容も変化してきています。矢嶋先生,冠動脈造影の進歩についてお話しいただけますか。
矢嶋:Sonesが1958年に冠動脈造影を施行しましたが,当初は狭心症,心筋梗塞の原因を調べるために出てきたようなものでした。その後に出てきたDotterが行ったのは下肢の血管病変に対して,ワイヤーにバルーンを巻きつけたカテーテルで血管を拡張させるという簡単な仕組みのものでした。そして,1977年にGruentzigが経皮的冠動脈形成術(percutaneous transluminal coronary angioplasty:PTCA)を始めました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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