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特集 肺高血圧症と右心機能

(座談会)肺高血圧症をめぐる展開 up-to-date

福田恵一巽浩一郎佐藤徹中西宣文

CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.2, 57-63, 2015

「肺高血圧症をめぐる近年の動向」
1.国内患者数の推移
福田:わが国においてはこの数年,肺高血圧症領域の学会が創設され,新しいタイプの治療薬も登場するなど,肺高血圧症制圧に向けた動きが活発となってきています。そこで本日は,肺高血圧症をめぐる最新の話題について,臨床の第一線の先生方と討論したいと思います。まずはわが国における肺高血圧症の患者数の推移について,巽先生より説明をお願いいたします。
巽:2009年10月,「呼吸不全に関する調査研究班」によって,従来の原発性肺高血圧症(primary pulmonary hypertension:PPH)から肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension:PAH)へと名称変更および認定基準の改訂が行われました。対象となる病態が広がったことで患者数は年々増加し,2013年現在,特定疾患医療受給者証交付件数よる推計で約2,600名と報告されています。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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