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特集 サルコペニアの定義と臨床的意義

サルコペニアの定義 1)CT法を中心に

CT based definition of sarcopenia

吉住朋晴調憲伊藤心二武石一樹播本憲史河野一郎上島隆秀山下洋市池上徹池田哲夫川中博文前原喜彦

栄養-評価と治療 Vol.31 No.4, 14-17, 2014

「SUMMARY」サルコペニアは加齢に伴う骨格筋量と筋力の低下とされてきたが,コンセンサスを得た定義はいまだに存在しない。われわれは健康な生体肝移植ドナーのCT画像を用いて,日本人における骨格筋面積の標準値算出式を作成し,サルコペニア診断における有用性を確認した。本稿では,CT画像による筋肉量の測定にもとづいたサルコペニアの定義に関する報告をレビューするとともに,最新の自験例から得られた知見について概説した。
「KEY WORDS」サルコペニア,CT,骨格筋面積,体表面積,標準値,算出式

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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