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特集 免疫と代謝の接点:イムノメタボリズム

Ⅰ.細胞内代謝とイムノメタボリズム

4.低酸素シグナルとイムノメタボリズム

武田憲彦

The Lipid Vol.30 No.2, 35-41, 2019

われわれの各臓器,細胞はさまざまな酸素濃度環境で機能している.これまでの研究から組織における酸素濃度が炎症細胞・マクロファージの機能において重要な役割を果たしていることがわかってきた.そのなかでHypoxia inducible factor(HIF)を介する転写レベルでの低酸素応答機構が果たす役割が注目されてきている.HIFはマクロファージにおけるアミノ酸,グルコース代謝を制御してその細胞機能を調節していた.現在,HIF誘導薬を用いた臨床試験もすでに開始されている.本稿では低酸素シグナルを介するマクロファージの代謝・機能連関の分子機構につき紹介する.
「KEY WORDS」マクロファージ,酸素,HIF,nitric oxide,グルコース

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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