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特集 脂質代謝と心臓血管病:up-to-date

1. 総論:脂質代謝と心臓血管病

島袋充生

The Lipid Vol.29 No.4, 16-23, 2018

脂質異常症(dyslipidemia)は,リポ蛋白代謝異常症(dyslipoproteinemia)のことであり,血中に存在するリポ蛋白の量および質の異常と定義される.リポ蛋白代謝異常症は,血液中のリポ蛋白の量的,質的異常をきたして,心臓血管病にかかわる.現在スタチンを中心とした薬物介入効果が明らかとなっている.一方,心臓血管系にみられる異所性脂肪蓄積も心臓血管病のリスクとなる.その病態を明らかにし,心臓脂肪・血管周囲脂肪をターゲットとした治療介入が,心臓血管病の予防,治療につながるか検証が必要である.
「KEY WORDS」脂質異常症,リポ蛋白代謝異常症,心臓脂肪,血管周囲脂肪,異所性脂肪

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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