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特集 性ホルモンと血管脂質代謝

Ⅲ.アンドロゲン 3.女性におけるテストステロンと脂質代謝,肥満

明比祐子田中智子田邉真紀人柳瀬敏彦

The Lipid Vol.29 No.3, 56-60, 2018

女性のテストステロンは副腎および卵巣で合成・分泌され,血中濃度は男性のおよそ10%以下だが,体重,体脂肪分布,インスリン抵抗性および脂質代謝などさまざまな代謝へ影響を及ぼす.アンドロゲンの作用には性差が存在し,女性ではアンドロゲンの過剰分泌により肥満,内臓脂肪の蓄積を増長し,また,脂質代謝への影響はいまだ統一した見解は得られていないが,インスリン抵抗性と相まって動脈硬化を促進する方向に作用すると考えられる.
「KEY WORDS」テストステロン,多嚢胞性卵巣症候群(PCOS),非アルコール性脂肪肝(NAFLD),プロオピオメラノコルチン(POMC),デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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